債務整理という言葉を耳にしたことのある人も多いと思いますが、借金で首が回らなくなったときには無理して返済を続ける必要ありません。また、借金の支払いで悩んでしまって夜逃げや自殺を検討する人は、昔から多いと言えますが、弁護士などのプロの法律家に相談することで解決できる場合がほとんどです。債務整理は1つの手続きだけを指しているわけではなく、いくつかの手続きの中から選択できるようになっていますので、借金に苦しんでいる人はまずは弁護士に法律相談をして、自分の状況であればどのような方法を行ったほうが良いのか考えることが大切です。手持ちの資産がほとんどないときには、自己破産をすれば抱えている借金の返済義務をなしにしてもらうことができます。

自己破産は国が用意している救済的な手続きですので、どうしても返済ができないときには活用することがおすすめです。自己破産をしてしまうと、住宅や自動車などの資産を売却しなければなりませんが、それらの資産を持っていない人であればそれほどのデメリットはないと言えます。自己破産をすることによって、それ以後10年間ほどは金融業者から融資を受けることができなくなることを把握しておく必要があります。警備員や保険外交員などの、信頼性が必要とされる職業の資格が制限されることになりますので、それらの仕事に就いている人の場合には、充分に検討してから手続きを行うか決めるようにしましょう。

1度でも自己破産の手続きを行うと、それから7年間は申し立てをすることができなくなりますので、弁護士に法律相談をして、自己破産以外の手続きをしたほうが良いのか話し合うことがおすすめです。

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